

有閑倶楽部の部室に、学園の先輩・吉乃川あゆみが姿を見せ、週末に行われる自分の結婚式にぜひ列席して欲しいと告げた。あゆみの結婚相手は、今をときめく神亀グループの社長・神亀圭介。可憐(鈴木えみ)、野梨子(香椎由宇)らが笑顔で祝福する中、魅録だけは意味深な視線をあゆみに向けた。
実は、あゆみには寿司屋をオープンする予定の玉司聖二という恋人がおり、魅録は、2人が結婚するとばかり思っていたからだ。
そんな折、魅録は、顔見知りの任侠集団・白藤組組長の白藤吾郎(黒沢年雄)が何者かに襲われたと知り、入院先の清四郎(横山裕)の病院に駆けつけた。体調が思わしくない白藤は、後継者がいなかったことから組の解散を決意していた。子分らの話によると、白藤は、組の財産を、その昔、養女に出した一人娘に全て譲る、との遺書を書いたらしい。
結婚式の当日、全館を借り切った式場に到着した魅録ら6人は、ウエディングドレス姿のあゆみが式場から出ようとして、両親に制止されるのを目撃。すぐさま、新婦側の控え室に向かった6人は、聖二が事故に遭遇し、意識不明になったことを知る。
まもなく、あゆみが、経営不振に陥った父親の会社を救うため、自分の本心を偽って結婚に同意したことが判明。6人からとにかく聖二に会うよう促されたあゆみは、式が始まる前に聖二に会いに行くことを決める。
そこで6人は自分たちの中からあゆみの身代わりをつくり、あゆみを脱出させる作戦を計画。ウエディングドレスを着て花嫁に変装し、相手をかく乱しようと考えるが――。
第3話もお見逃しなく

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